ただいま、セーターを編んでいます。
輪針を使って身頃を編み、今は4本針で袖を編んでいますが、どうも、斜行している…。
斜行というのは、編み進めるうちに目が斜めになってくることを言います。
輪針を使ってセーターを編むのは初めてです。スカートはありますが。
輪に編むと絶対斜行するだろうなーと思っていた(というより確信していた)のですがやっぱり…です。
わかりにくいですが、袖口は1目ゴム編みで、その先はかのこ編みです。
糸はウールのストレートヤーン、13号針で編んでいます。
マーカーが入っているところは、すべていちばんはじめの目です。
身頃ももちろん斜行しているのですが、袖のほうがわかりやすかったので。
ニットで輪に編むと斜行しやすいのは当たり前といえば当たり前。
この図でわかっていただけますでしょうか…。
Tシャツなんかでもよくありますよね。めちゃくちゃ斜行してるやつ。
カットソーなんかは、編む(生地の)時点で斜行してるので、完全に避けることができないです。
手編みも同じ。
輪編みの場合、前の段の終わりの目と次の段のはじめの目を続けて編んでいる時点で、もう斜行していることになります。
往復に編むしかないですね。
今のところ、作品を編む際、新しいことや実験的なことをするようにしていますが、これはそのひとつ。
セーターを輪針で編むというのは、私にとっては「挑戦」であり、「実験」なのです。
こうやって、自分の中でまたデータがひとつ集まりました。
でもスカートでは斜行気にならなかったんですが、使う毛糸によるのでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
その袖がこれになりました。