ダイソーの極太コットンの毛糸と、アヴリルの毛糸を使って編む、しましま柄のナップサックです。
白の毛糸は1本取り、オレンジ部分はアヴリルの毛糸で、綿のストレートヤーンを2本と、ファンシーヤーン1本の、計3本取りです。
13号の輪針で毛糸を変えながらざくざく編むのはとても楽しい。基本メリヤス編みでまっすぐ編むだけなのでとっても簡単です。
色合いも、オレンジに光沢のあるファンシーヤーンを引き揃えるだけで、少し大人っぽくなります。ひもも既製品のだと安っぽい気がして、白の糸で編みました。
はぎ方を工夫して、底にマチをつけました。それだけで使いやすくなります。
夏らしいこものに、今から挑戦してはいかがでしょうか。
概要
使った毛糸
アヴリル 綿コード 約100g(オレンジ)
アヴリル パンジー 約35g(ファンシーヤーン)
ダイソー コットンヤーン 5玉(白)
使用した針
13号輪針(4本棒針でもokです)
8号かぎ針
出来上がりサイズ
本体 たて28cm、よこ40cm
ひも太さ 1.2㎝ 長さ 165cm(結ぶ前)
編み図
編み方
本体
白い毛糸を使用します。指でかける作り目で80目作り、輪にして、メリヤス編みで12段編みます。
ここからしま模様になります。
オレンジ2本+ファンシーヤーン1本の計3本を引きそろえた糸(以後、オレンジとします)に変え4段編みます。
白に変えて3段編みます。
これをくり返します。オレンジ、白とも各6本ずつ、計12本編みます。
オレンジに変えて8段編みます。
輪に編むのはここまでです。
口部分の編み方
袋の口の部分を編みます。口の部分は折り返して止めて、ひもを通す部分を作ります。そのために40目ずつに分けて、往復に編みます。
この際、両端2目ずつはガーター編みにします。これは、裏側にくるんとかえってしまうのを防ぐためです。
15段編んで伏せ止めします。
口部分はひもを通すため、輪っかになるよう折り返します。図のように6目部分で折り返しますが、針を使ってぐしぬいや本返しぬい、半返しぬいなどでしっかりと縫い付けます。
ここはひもが通る部分ですが、荷物を入れると力がかかる部分なので、必ずしっかりと縫うようにしてください。ミシンで縫い付けるのもOKです。
そして、端の部分、ここはいちばん力がかかるので、補強のため何度か針を入れて縫ってください。
底の部分
底をはぎますが、ものを入れやすくするため、底部分にマチを入れた状態になるようはぎます。
口の部分と底のはぎ部分が同じになるようにします。目を数えて、わかりやすいようにマーカーを付けておくとよいです。
マチ分は6目にします。真ん中のマーカー部分が中心になります。
下の図のほうがわかりやすいかもしれません。
中表にひっくり返して、引き抜きはぎをします。
ひも
ひもは白の毛糸で編みます。編み方はこちらを参考に。
ひもは3目でぐるぐる編んでいます。165cm長さを2本編みます。
そして、本体の底の部分にひもを通すところを付けます。ひもと同じ編み方で、4目10段編んで、輪にして取り付けます。
ひもは口の部分(きゅっと引っぱるところ)を通し、底の部分のひも通し部分にも通します。
長さを調整して結んでください。これで背負うことができます。
まとめ
ひもの長さは、荷物を入れると伸びて長くなるので、使いながら調節するとよいと思います。
ボーダーの色により、柄の大きさを変えると、全体的な雰囲気が変わります。今回オレンジ4段、白3段にしているのは、バランスをとるためです。
また、ひもの長さを調節すれば子ども用にもなります。
ひもは市販のものでもできます。ひもだけなら、ダイソーの毛糸2玉弱でできます。
簡単で楽しく編めるかわいいこもの。編んでみようと思われる方がいらっしゃったら、とてもうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。