かぎ針編みポシェット。編み図がありますが柄は毛糸だまをチェックしてください。
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大きなボタンがデザインポイントのポシェット。
底の部分はアヴリルの毛糸、シルクツイード5PLYを使いました 。福箱に入っていたものです。側面は以前カーディガンに使ったあまりの糸、紬糸を3本取りにしています。とちらも絹100%です。
太くしっかりした毛糸なので、編むとき指が痛くなりますが、すぐに編めます。何度もやり直しましたが、それでも2、3日でできました。
なにげにポイントなのが口の部分のトリミング。減らし目をしているのできゅっと絞られて、丸っこい形になってくれました。
紬糸で編んだ編み地の部分は、毛糸だまのワンダークロッシェの特集に載っていた編み方。立体的なチェック柄みたいになってとてもかわいい。
最新号だしこの部分の編み記号を載せるのは控えておきます。代わりに長編みで目数と段数を同じにしておきますので、興味のある方は毛糸だまをチェックしてみてください。違う編み地にしても、かわいいものができると思います。
実は今回、余った毛糸を使い切って、どこまでできるか挑戦してみました。
最初はとりあえず袋もの(かばん)にしようと編み始めましたが、ポシェットにする予定ではなく、トートバッグにしようか、クラッチバッグにしようか…と試行錯誤の結果、これに。
ボタンも家にあったものなので、お金もかかっていません。
読んでいただく方の参考になればと思います。
概要
使用した毛糸、量
アヴリル シルクツイード5PLY・約50g(かなりギリギリです)
アヴリル 紬糸・約60g
使用した針
底部分、かぎ針 8号
側面部分、かぎ針 6号
ひも部分、かぎ針 5号
作品のサイズ
袋部分・高さ 17cm、巾(広いところ) 24.5cm、口の巾 19cm
底部分・長い部分 20cm、短い部分 9cm
ひも長さ 125cm
編み図
編み方
本体
底の部分はシルクツイード5PLY、8号のかぎ針を使ってこま編みで目を増やしながら楕円に編みます。
底部分が編めたら、そのまますじ編みを1段編んで立ち上げて後はこま編み。ここは目の増減はなしです。
5PLY(5本引きそろえている)なので糸が太く、かたくカバリングされているので、とてもしっかりした編み地になります。
編むとこんな感じ↓床に置いたら立つくらいしっかりした編み地に。
目を引き抜いて止めたら、紬糸3本取り、6号かぎ針に変えて、1段めは長編み、2段めから模様編みします。
糸が変わり、長編みになるところは糸が細くなるので、編み図のように目を増やしながら編みます。
私は糸があまりなかったのでこの大きさですが、好きな大きさになるまで編んでください。
袋の部分が編めたら、シルクツイード5PLY、かぎ針8号に変えて、口の部分を2目1度して縁編みします。フラップは紬糸で続けて編むので、その部分は残しておきます。
フラップ部分は紬糸3本取り、6号針で続けて模様編みします。
ボタンホールを開ける部分はこま編みします。
ひも
ひも部分は紬糸2本取り、5号針で編みます。ひもの編み方は↓を参考に。
今回のポシェットのひもは4目でぐるぐる編んでいます。これは、ひもの中に芯として毛糸を束ねたものを通すためです。
このひもの編み方では、重いものを入れると伸びてひも部分が長くなってしまいます。伸びを止めるために私は中に芯糸を通しています。
必要な長さまで編めたら、毛糸を4本取りにしてひも通しを使って編んだひもの中に通します。通したひもは抜けないよう端で留めてください。
もし毛糸を通すのが面倒な方は、伸びてもかまわなければ省いてもかまいません。その場合は、引きそろえる糸の本数を増やして3目でひもを編んだ方がよいかもしれません。
もしくは、市販のひもを使用しても大丈夫です。
ひもを留め付けたら完成です。ミシンでたたきつけるほうが安全かもしれません。
まとめ
今回シルクツイード5PLYは1コーン50g、紬糸もかなり前に編んだカーディガンの中途半端な残りです。かなり制約がある中で試行錯誤しながら編みました。
あるものを利用して作るといろいろと工夫するので、かえってかわいいものができた気がします。
余り毛糸も消費できたし、簡単で意外とかわいくできたので、本当に大満足。すぐできて使えるものができるととても楽しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。