ちょこちょこ あみあみ

毎日ちょこちょこ編んでます。

子どものミトンの作り方。新幹線の編み込み柄。電車好きの男の子に。

f:id:tttttta:20181019083728j:plain

実際に編んだミトンの画像


子ども用のミトンの作り方を紹介します。

息子のために新幹線の編み込み模様で作りました

編み図も作りましたので、ぜひ作ってみてください!

(サイズ調整のため、親指の部分が写真のものと編み図は違っています。ご了承ください。)

新幹線の編み込み柄ミトンの編み図

  • 使用した毛糸、使用量

毛糸、オリンパス ミルキーキッズ 

白 約24g、 青 約12g

  • 使用した針

4本棒針、5号と7号

  • できあがりサイズ

幅(いちばん大きいところ) 8.5㎝

たて 16.5㎝

ゴム編み部分のたて 4㎝

 

  • 編み方

すべて4本棒針を使います。持っている方は、短い針のほうが編みやすいです。

まずは5号の針、青の毛糸で34目作り目をします。

輪にして、1目ゴム編みで14段編みます。

7号の針、白の毛糸に変えて、メリヤス編みで編んでいくのですが、ここで注意点があります。

編み込み模様を編むとき、裏側に糸を渡しながら編みますが、今回は子ども用のミトンです。

子どもは指が細いので、裏側に渡した糸に指を引っかけやすいです。

大人でも引っかけてしまいますが、子どもはそういうところにわざと指を突っ込みたがるし、しかも糸をひっぱるので、対策をしておきます。

メリヤス編みに変えるところで青の毛糸は切らずに白の毛糸を足します。

そして、表から白の糸だけで1目編みます。

前の段の目の後側に青い糸を渡す

青い毛糸は、前の段の目の後ろに渡します。

前の段の目の後ろに青い糸を渡した状態で白の糸を引き出す

後ろに青い糸を渡した状態で前の段の目に針を入れ、白の糸を引き出してください。
次の目を編むときに、青の毛糸を前の段の目といっしょに編みます。

裏に渡す糸を前の段の糸と一緒に編む

前の段の目に針を入れて、クロスした状態で青の毛糸を前の段の目の上に引っかけます。

そのまま白の毛糸を引き出して編みます。

裏に渡す青い毛糸を前の段の目に引っかけた状態で、白の糸を目から引き出す

次は後ろに青糸を渡して編み、その次は青を前の段の目に引っかけて編む…を繰り返します。

後ろに回す糸は締め気味にしてください。

そうすると、裏側にはあまり糸が渡らないので、引っかける心配が少なくなります。 

ただ、伸びがほとんどなくなるのと、小さく上がりやすいので注意してください。

また、糸を変える際は、次に編む糸が、前の糸の後ろに来るようにしてください。

白→青に変えるときは↓

白→青に糸を変えるとき、青の糸が白の糸の後ろに来るようにする

青→白なら↓ 

白→青に変えるなら、青の糸が白の後ろに来るようにする 

裏側はこうなります。

裏側の写真

途中、親指の部分を編むために編み図の位置で4目休み目をし、次の段で巻き増し目を4目作ってください。

これで新幹線の柄を編み込みながら、編み図通りに編んでください。

最後の段まで編んだら、中表にひっくり返して、引き抜きとじをしてください。

 

 

親指を編みます。

青の毛糸で目を拾います。図の赤い印の位置で拾ってください。全部で10目です(画像8目ですがお許しを)。

目を拾う位置の図

目を拾った後の図

ここは、裏に糸を渡さずに、1本だけで編みます。

親指も4本針でぐるぐる編んでください。最後の段まで編んだら、目に毛糸を通してきゅっとひっぱって、とじてください。

左右対称にもうひとつ同じものを編んで、完成です!  

 

 

ひも状に毛糸を編んで、ミトンをつないでもよいですね。

今からの季節、あったか毛糸で作ってみてはどうでしょうか。

これを読んで、挑戦してみようかな、と思ってもらえたらうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ボートネックのニット。製図をして編みます。1.製図編

できあがりのデザイン画
1からデザイン、製図をして、ニットのプルオーバーを編んでみたいと思います。

ニットは編み図があれば編めるけれど、製図をしたことがない、製図をしてみたいといった方の参考になればと思います。

カーブ線を使わずに直線だけで引き、前後も同じ形の型紙にする等、できるだけ簡素化する。

それを優先に考え、着たいデザインを考えました。それが、冒頭のデザイン画です。

このデザイン画になるよう、パターンを引いていきます。

デザインと同時に、パターンのポイントを考えます。そのポイントとは…

 ・主要な部分のサイズを決める。

(大事なのはバスト 、肩巾、袖巾等のサイズ。シルエットが決まってくる部分です)

 ・胸、肩のダーツはなし

 ・このデザインでいうと、ボーダーの位置

このような感じです。もちろん製図していく中で変更することはOKです。

細かい部分は後から変更しても大丈夫ですが、バストや肩巾など、大事な部分を後から変更するのは大変です。

ダーツもそうです。

なので、ご自分で製図をされる際、ポイントとなる部分のサイズは、よく考えて決めてください。

 

(今回の製図の方法は、囲み製図です。原型を使って展開する製図の方法ではありませんのでご注意ください。

また、これは手編みのニットのパターンです。布帛(織物)のパターンではありません。

このパターンを使って、布帛の洋服を作るのは難しいと思います。)

 

 

  • パターンについて

私のサイズで作ります。Mサイズです。

ただ、私はかなり背が高いので、着丈、袖丈などたて方向のサイズは長めです。

もしこのパターンを使用される方がおられましたらご注意ください。

 まず、パターンと、パターンのサイズです。

できあがりのサイズとパターンの画像

(できあがりのニットのサイズは、パターンのサイズとは違います。ニットは伸びるので、とくにたて方向は製図の際小さめに作っています。

製図の説明の部分で詳しく書いていますので参考にしてください。

ちなみに、パターンと冒頭のデザイン画はイラストレーターを使って作っています。)

 

パターンは前後同じ形です。また、左右も対称なので、身頃は前後中心から、袖は袖山線から半分しか作成しません。

両身頃作りたい場合は、半身ができてからあとで反転させます。

イラストレーターなら簡単ですが、紙に手描きする場合は、中心線で紙を折り、描き写すとよいです。

  • 身頃の製図

バスト寸法1/4の製図

バスト寸法1/4を水平(横)方向に引きます。

その線の左端から垂直に、下に線を引きます。今回は後身頃を基本に考えるので、この線は後中心線になります。

右端から垂直に、上下に線を引きます。この線の、バストラインから下は、脇線になります。

後中心線に平行に、肩巾位置を取ります。

パターン、肩巾位置の画像

 

ニットは伸びますし、もともと肩線は伸びやすいところ

なので、1~2cmほど小さくしておいたほうがよいです。

肩巾41cm設定にしたので、半分の20.5cm取りました。実際は43cmくらいに上がるかな?と思っています。

 

パターン、肩線の画像

そこから下に、垂直に線を引いて、2.5cm下に、ポイントaを取っておきます。

後中心線から仮の天巾15cmの1/2、7.5cmのところにポイントbを取ります。

aとbを直線で結びます。

 

(両身で15cmを原型の天巾と仮定し、仮のN.Pを取り、そこから肩傾斜を取ります。

衿ぐりと肩線の交わる角のところをネックポイントと言い、N.Pと略します。

今回本当の天巾が、デザイン的にかなり大きいので、原型に近い位置から考えることにしました)

 

そして実際の天巾です。

パターン、実際の天巾の画像



今回ボートネックで、広めの天巾になります。布帛(織物)や、カットソーの型紙であれば、N.Pから前後中心に向かって、カーブをつけて衿ぐり(ネックラインともいう)にしますが、今回はN.Pから水平方向に、直線にします。

後中心線との交点を、cとします。      

        

(衿ぐりのカーブについてですが、布帛やカットソーは生地に張りがあったり、薄くて軽いので、パターン通りに上がりやすいです。

しかし、ニットは、素材にもよりますが、柔らかく厚みがあるぶん、重さもあります。

N.Pは肩線があるので肩に支えられますが、N.PとN.Pの間の、前後中心のあたりは、支えてもらえるところがないです。なので、どうしてもたわむ、というかだらんと垂れ下がりやすくなります。

カーブをつけなくてもカーブしているように見えるのです。

逆に、今回はそれを利用して衿ぐりにカーブをつけずに製図しています。)

 

パターン、後ろ衿ぐり、着丈の画像

cから下に着丈を取ります。54cmです。そこから脇線に向かって水平線を引きます。脇線と交わるまで引いてください。

 

これで長方形になりました!パターンらしくなりました。

アームホール(AH)の底の位置を引きます。

aの位置から、18.5cm下にポイントを作り、その点から、脇線に向かって水平線を引いてください。

 

パターン、アームホール底の位置

デザイン線を入れます。

パターン、ゴム編み位置

裾から8cmまでゴム編みにするため、線を引きます。

衿ぐりもゴム編みにしたいので、衿ぐりから3.5cmのところに線を引きます。

ボートネックなので、衿ぐりだけにゴム編みを入れるのは難しいです。肩線にどうしてもかかってしまうので、図のように肩の部分もゴム編みにします。

肩線は傾斜がついているので、引き返し編みになります。

ゴム編みで、引き返し編み…難しそうですよね。私はちょっと避けたいです。

図のようにメリヤス編み部分に移動させて、ゴム編み部分はまっすぐ編むだけにします。

パターン、肩引き返し編み位置移動、ボーダー位置

そして、一応、ボーダーの位置をパターンに入れます。裾から10cmと、衿ぐりから下10cmのところとします。(破線部分)

この位置は、使う毛糸のゲージやボーダーのピッチで変わってくるところなので、仮で入れておきます。

これで身頃ができました!

 

  • 袖の製図

次は袖です。

袖も、前後同じ形で、袖山線でわにします。前袖のみ製図していきます。

水平方向に、1/2袖巾18cmを引きます。これは袖巾線と呼びます。

パターン、袖山、袖巾

袖巾線の左端から上下に垂直線を引いておきます。 この線は袖山線と呼びます。

パターン、袖山

 

袖巾線と袖山線の交点から、袖山線を袖山高さ8.5cm上がったところから、右側に水平線を引いてください。

その水平線、5cmのところにポイントfを取ってください。

パターン、袖山、袖底

袖巾線右から2.5cmにポイントgを取ってください。ここは、身頃のアームホール底と接ぎ合わせる部分です。

fとgをつなげてください。

 …直線だけど、袖山でしょう?

 

袖山いちばん上から、袖丈を取ります。

パターン、袖丈、袖口

そこから水平線を引いて、袖口周り1/2、12cm取ってください。

そして8cm平行に上に線を引いて、つなげて四角にしてください。ここはゴム編み分です。

ゴム編み上側、右端から袖巾右端とを直線で結びます。

 

パターン、袖下線

(袖丈55cmにしていますが、ドロップショルダーでない場合、袖丈は57cmくらいほしいです。

今回は肩の位置が標準の巾より2cm落ちています。袖丈57cmにすると肩が落ちている分袖丈が2cm長く上がってしまいます。

実際に編むとなると、ニットなのでさらに伸びて上がるはずです。59cmくらいに上がるでしょうか。)

 

袖のパターンができあがりました!

 

今回は、簡単にニットの製図をしてみました。

着丈、袖丈の変更は簡単にできます。

袖丈を短くするときは、袖口周りのサイズを小さくしたほうがよいかもしれません。

また、アームホールの底と高さを変えなければ、バストサイズ、肩巾位置を広くしたり狭くしたりといった多少のサイズチェンジもOKです。

その際は袖丈の調整をしてください。

アームホールが変わってしまうと袖を大幅に変更しなければいけません。注意してください。

 

次回は糸を決めてゲージを取り、実際に編んでいきます。

 

編み図なしで作るスカートのレシピ。編み方は簡単!まっすぐ編むだけ。

実物スカートの写真


ウエアを編まれる方なら、この糸で編みたい、とか、自分のサイズで編んでみたい、などと思われたことがあるのではないでしょうか。

そんな方に、型紙を作らなくても、編み図なしでできる、棒針編みスカートの編み方を紹介します。

基本的にまっすぐ編むだけで、素敵なAラインシルエットのスカートができてしまいます。自分で糸や柄が決められるので、世界に1枚だけの自分のスカートができあがります!

エストベルトには平ゴムを使用するので、着るのもらくらくです。

シンプルな形なので、編み地で遊ぶとかわいいものができあがります。私は透かし模様を入れてみました。

 同じ目数のまま途中何度か針を変えながら、裾からウエスト向かって編んで大きさを調整します。

今回私が作ったスカートは、4段階に分けて、4種類の号数のちがう輪針を使いました。

編みはじめの裾のほうは大きな号数で、ウエストに向かってだんだんと小さな号数にしていきます。

そうすると、増やし目や減らし目をしなくても自然とAラインのスカートができます。 

このように、編み方はいたってシンプルなのですが、シンプルな分ポイントがいくつかあります。

作り方を紹介しますので、ポイントを押さえつつ、よかったら作ってみてくださいね。

 

 ・作品の概要

    スカート上がりサイズ

エスト 72cm(大き過ぎて、小さく直す予定です)

 ヒップ    92cm

裾周り     110cm

    使用毛糸

アヴリル スムースコットン 約380g使用

    ベルト・2cm幅平ゴム

(付け方は紹介していませんが、キュプラの裏地が付いています)

着た状態の写真、前

着た状態の写真、横



1.ゲージをとる

10cm×10cmが測れるくらいの大きさのスワッチを編んでみて、ゲージを取ってください。

ゲージは、スカート部分を編む柄で、使う毛糸に合った号数の針でゲージを取ってください。

ゲージは必ず取るようにしてください。

小物などと違い、体に合わせるものですので、サイズ感はとても大切です。

ヒップ部分は標準のゲージの号数(その糸に合った号数の針。毛糸を買うと、帯?に記入されている号数を参考に自分でゲージを取った号数になります)で編んでいます。私が編んだ糸では5号です。

また、ヒップの位置を編む針の号数を基準の号数として、裾周り、ウエストなどのサイズが決まります。

スワッチは、編み終わってから一度ゲージを取ってください。それから水通しをするか、スチームアイロンをかけて、編み地を落ち着かせてから再度ゲージを測るようにしましょう。

そうするとどれくらい縮むか、などの寸法の変化が分かります。

実際使うのは水通し後のゲージです。

(ゲージを取るのは標準のゲージだけにしていますが、本来なら、使うすべての針でゲージを取ったほうがよいです。

手間と感じない方は、すべて取られるとよいと思います。でも私は取ってません!)

2.サイズを決める

 

どの部分をどの号数の針で編むがの図

型紙や編み図は作りませんが、ぜひ図のようなメモを作ってください。手書きで大丈夫です。

ここに先ほど取ったゲージなども書き込んでください。

 ・スカート丈

スカート丈は、ひざ丈前後くらいを目安にレシピを作っています。私は背が高いので、設計時点で58cm(上がり62cm予定)ひざ下で作っています。

(ウエストが大きいので、着画はさらに長めに見えるかもしれません)

スカートは丈が伸びて上がります。理由のひとつとしては、毛糸をたくさん使うので、スカート自体が重くなってしまうからです。できるだけ軽い糸を使うことをおすすめします。

設計の時点で、短めに作っておくほうが無難です。

ミニ丈で1~2cm、ひざ下丈で3~4c、さらに長ければ5cm程度を目安に、短くしてください。

また、丈が伸びるということは、同時に横方向はやせて(小さく)上がりやすいです。

置いて採寸するとサイズ通りに上がっていても、はいてみるとおしりの形がくっきり出てしまう…ということも。

私の着画も横から見ると、おしりの形、出てます。

ニットなので、ある程度はこんなもの、と思っていただきたいです…。

ですが、今回の糸は重めの糸なので、もっと軽い方がよかったですね(アブリル、コットンスムース使用)。

心配な方はヒップ寸法も少し(1~3cm程度) 大きめに設定するとよいと思います。

  ・ヒップ

このスカートのいちばん大事なポイントは、ヒップのサイズを基準にすることです。

ヒップライン(おしりのサイズのいちばん大きい部分)は、ウエストから18cm程度下、水平が目安です。

なので、この部分は標準のゲージの号数(その糸に合った号数の針。毛糸を買うと、帯?に記入されている号数を参考に自分でゲージを取った号数になります)で編んでいます。私が編んだ糸では5号です。

標準の号数だと編みやすく、目が揃いやすいです。寸法もきちんと出しやすくなります。

その時、ヒップラインから上数cmまで基準の号数で編むように設計してください。

理由はいろいろありますが、ひとつ大きな理由としては、スカートはウエストから裾に向かって、なだらかにつながっていくようにしたいのです。

脇線の違い
生地でスカートを作るときも、ヒップから裾は脇線を直線で引いて、型紙を作ります。図の左のような感じですね。

しかし、今回は針の号数を変えて、無理やり???寸法の調整をします。

針を変えて編むということは、図の右のようになります。あくまでイメージ。

…脇線ガタガタです!

人の体はウエストからヒップにかけて、なだらかにカーブしているので、ヒップラインすぐ上で針の号数を小さくすると、その部分の分量が足りなくなるのです。

ニットは伸びるので、なんだかきつい…とまでは思わなくても、体(おしり)のラインがくっきり出てしまう…ということもありえます。

ですので、私のスカートでもヒップラインから10cm上まで基準の号数で編んでいます。

上記はあくまで布帛(織物)のパターンの考え方です。ニットはよく伸び、いせるのも簡単なので、実際編むとよくなじんでちゃんときれいなシルエットになってくれるので大丈夫です。

 

 ・裾周り

 裾の始末の仕方は、ぜひお好きな方法にしてみてください(縫い代を作って二つ折りにする、ガーター編みなどくるんとならない編み方で伏せ止めにする、など)。

裾の始末は、別糸で鎖編みをして、目を拾って作り目をするようにすれば、最後に編むことができます。

最後にすると、バランスを見ながら裾の編み方や始末の仕方が変えられます。

私が作ったスカートは、後から別糸をほどいて目を拾い、5cmかのこ編み、1cmガーター編みにして、伏せ止めで終わりにしています。

号数とサイズの関係の図

裾周り寸法、私の設計では101.4cmですが、上がりは110cmです。設計時点での裾周り寸法の算出については、上の図を参照ください。

(同じ毛糸を違う号数の針で編むのは、±2号までが限界です。

基準のゲージを5号にしていると、大きくするには7号が限界であり、小さくするには3号が限界です。

針が1号変わると、5%寸法が変わるので、このような計算になります。)

 

裾周りですが、私は別糸で作り目→透かし柄でスカートを編んで、いちばん最後に裾の目を拾ってかのこ編み、ガーター編みをしています。

裾の始末の仕方によって、どれくらい大きくなるかは違うと思いますが、この編み方では裾周りも大きく上がると思います。

作り目→ガーター編み→かのこ編み→透かし柄…と編んでいたら、ここまで大きくならなかったかもしれません…。

特に裾の始末の仕方で、スカート丈が変わってくるので、裾の始末をどうするかは決めておいたほうがよいです。

二つ折りにすると、縫い代分を余計に編むことになります。縫い代分は裏側に折り返されるので、できあがりの長さが違ってきます。

また、伏せ止めで終わるものでも、編み方で上がりの長さが違ってくるものがあります。

例えば、ガーター編みと、裾をメリヤス編みでくるんとさせるのとでは、同じ段数を編んでもできあがりの長さが違ってきます。

後で裾周りの始末をする方は、ご注意ください。

 3.目数をきめる

ヒップのサイズとゲージを使って、目数を決めてください。柄がある場合は、ヒップのサイズが小さくならないように、目数の調整をしてください。

ポイントでも書きましたが、スカートは横幅が小さく上がりがちなので、大きめに取った方が無難です。

目数を決めたら、メモに書き込んでおきましょう。

 ・ウエストベルト

エストはヒップとのサイズ差が大きいです。私は基準ゲージからひとつ小さい4号針で編んでいますが、ベルト部分を3号で編んでもよいです。

ベルト部分は平ゴムを入れます。お好きな幅のもので大丈夫です。

編む部分で書きますが、平ゴムをくるむようにウエストベルトを編みますので、ゴムよりベルトの見た目が太くなります。平ゴムの幅を決めるときには注意してください。

4.編む

ここまで来れば、あとはひたすら編んでください!

裾の始末が決まっているなら、指でかける作り目で必要な目数を作って編んでください。

後で目を拾って裾の部分を編む方は、別糸で作り目をして、編んでください。

ここからは私の作ったスカートで説明します。

別糸で鎖編みをして、7号の輪針に240目を作り、透かし柄で15cm、52段編みます。

6号で同じく15cm、52段編んでいます。

5号に変えて14cm、50段編んでいます。

4号に変えて、8cm、28段編んでいます。

 

 ・ウエストベルト

エストベルト部分は、表編みします。平ゴムを入れるのですが、ゴムの幅によって表編みの段数が違います。

お好きな幅で編んでください。

ウエストベルト部分の編み方

ベルトは、図のようにゴムをくるんで、ミシンをかけているので、ベルト幅+ゆるみ分+裏編み1段ベルト幅+ゆるみ+縫い代の幅を編みます。

ゴムの通る部分は表編みにして、折り返す部分を裏編みにします。こうすると折り返しやすいです。縫い代はガーター編みです。

ミシンをかけずにとじ針でまつりつけてもよいです。その場合、縫い代はなくても大丈夫です。

 ・裾の部分

裾は、別糸をほどいて目を拾います。

私の場合、5cmかのこ編み、そのあと1cmガーター編みにして、伏せ止めにしました。

当初の予定では、4cm表編みにして、2.5cmの縫い代を付けて二つ折りにする予定だったのですが、透かし柄の部分と合わなかったので、かのこ編みに変更しました。

また、かのこ編みの部分の長さも、4cmにして、縫い代分を編んで二つ折りにする予定で編みました。

ですが、編んでみると4cmだと微妙…な感じだったので、結局二つ折りにしないで長いままにしました。その分、予定よりスカート丈全体も長くなりました。

ポイントの部分で、裾のことを力説しているのは、自分が失敗(というほどではないですが)したからなのでした。

丈にそんなにこだわりがないのなら、私のように全体を見てバランスで裾の始末をどうするか決めてもよいと思います。

 

  ・まとめ

また、実は私のスカートは裏地が付いています。透かし柄で、そのままでははけないので、裏地を付けました。

ニットに付ける裏地については、それだけでまたいろいろあるので、またの機会に…。

そして、書きませんでしたが、私のスカートでは、ヒップからウエストベルトにかけて、減らし目をしています。

今回は編み図なしでできる、をコンセプトにしていたので、減らし目なしで書きました。

最初の設計が少し大変ですが、そこさえクリアすれば、編むのは難しくありません。

これを機会に、スカートを作ってみよう!と思われる方がおられたら、とてもうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

かぎ針編みの巾着バッグの作り方。編み図もあります。

巾着バッグ


かぎ針で編む、巾着バッグの作り方を紹介します。

こま編みと長編みと長長編みの3種類の編み方で編んでいます。

太い毛糸でなら、ざくざく編み進められます。初心者さんでも簡単に、あっという間に編めます。

糸3種類

グレーに見える部分は2本引き揃えて編んでいます。ファンシーヤーンのふわふわの部分のおかげで立体感のある編み地になっています。

白い部分はスラブで、ぽこぽこした素材感がとてもかわいい。

実は、どの糸も以前他のものを編んだときの余り糸を使用しています。糸が足りなかったので切り替えているのです…。

でもそれがうまくデザインポイントになって、とてもかわいいものができあがりました!

編み図もありますので、ぜひ編んでみてください。

 

 ・サイズ

巾着本体 高さ29cm*42cm、底10cm*15cm

ひも部分 太さ1.5cm、長さ120cm

 

・毛糸使用量

白・約90g、グレー(引き揃えた糸と合わせて)・50g

 

 ・使用した針

8mmかぎ針

 

編み方です。

バッグの編み図

 ・巾着、底の部分

 底の部分はこま編みです。

4目鎖編みをして、その鎖編みの周りをぐるぐると増やし目をしながらこま編みで5段編み進めます。

楕円になるように編んでいきます。

編み図に入れていませんが、次の段に移る際、立ち上がりの鎖編みを入れてもよいです。

私は今回は簡単にするために入れていません。

 

・巾着、側面

底の部分から続けて、長編みで編んでいきます。

長編みの場合は、立ち上がりの鎖編み3目は入れてください。

私が作ったものは、グレー4段、白7段です。

お好きな位置で、糸を変えて編んでください。

最後から2段目の段は、ひもを通す部分です。ひもがけっこう太く上がるので、長長編みで編みます。

最後の段は長編みにします。

 

・ひも

ひもは同じ糸を使います。

まず図をご覧ください。

ひもの編み方1



 鎖編み3目を編みます。Cの目は針に掛けたまま、A、Bの順に糸を引き出して目を作ります。A、B、Cとも針に引っかけたままです。

ひもの編み方2

C以外の目は針から外します。A、Bの目がほどけないように指で押さえながら、Cの目から糸を引き出して新しい目を作ります。

そしてまたCの目を残してほかを外し、A、Bを編んで、を繰り返します。

これは、A→B→C→A→B…とらせん状に編んでいることになります。輪針でぐるぐる編んでいるイメージ、と言ったらわかりやすいかもしれません。

ひもの編み方3

ひもの編み方4


最初は少し難しいですが、慣れてしまえば簡単です。

お好きな長さまで編んでください。私は120cmにしました。

 

・仕上げ

きんちゃく本体にひもを通します。

ひもの通し方



どのように通してもOKです。通し方によって、見え方がぜんぜん違います。お好きなように通してくださいね。

途中でひもを引き出して、持ち手にしてみました。

リボン結びしてもかわいいですよ!

巾着バッグ ひもをリボン結びに

 

同じ編み図を使って、毛糸とかぎ針のサイズを変えて作ると、いろいろな大きさのものができます。

小さいサイズなら化粧ポーチなどにもよいかもしれません。 

編み図の通りでなくても、底を丸くして側面を低くすれば丸いかわいい形になります。

ひも部分も、長くしてポシェットのようにしても、市販のリボンを使ったりしても、簡単にアレンジできます。

市販の幅広めの革ひもを持ち手や肩ひもにしてもよさそう!

もちろん切り替えずに1種類の毛糸だけで編んで、ひもだけ違う色にしてもかわいいですね。妄想が広がります。

簡単なアレンジをすれば、世界にひとつだけの自分の作品ができあがります!ぜひ作ってみてくださいね。

そして、これをきっかけに、いろいろ編んでみたいなーと思ってもらえたら、とてもうれしいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

かぎ針編みのかわいいリボン。初心者さんでも簡単に作れます。

f:id:tttttta:20180930050907j:plain

 

簡単でかわいい、かぎ針編みのリボンの作り方を紹介します。

 

少しの量でできるので、ほんの少しだけ余ってしまったー、という毛糸でも作れます。夏のサラッとした糸でも、冬のもこもこ毛糸でもかわいくできあがります。

 

アゴムやバレッタにしても、ブローチにしても、男の子の蝶ネクタイでも!かわいいです。

 簡単に、しかもすぐにできるので、初心者さんでも大丈夫。

 

・使用する糸について

 

写真のリボンはどちらも、まっすぐの糸(ストレートヤーン)とひらひらの糸(ファンシーヤーン)を1本ずつ、合計2本引き揃えて編んでいます。

 

もちろん1本取りでも大丈夫なのですが、ファンシーヤーンは糸の形状によっては、とても編みにくいので注意が必要です。

 

・サイズ

縦:4cm  横:8cm

糸使用量 紺→9g、黒→8g

 

・針、その他の道具

紺→かぎ針6号、黒→かぎ針5号、とじ針

 

・リボン本体の編みかた

リボン本体が編みあがった画像

リボン本体

紺→鎖編み7目、黒→鎖編み8目ではじめて、お好みの大きさになるまでこま編みします。

 

リボン本体は輪っかにします。輪っかになった状態が、リボンの大きさになります。お好みの大きさの2倍の長さになるまで編んでください。

リボン本体の輪っかの状態

リボン本体の輪っかの状態

 

お好きな長さまで編んだら、編みはじめの段と終わりの段をはいで、輪っかにします。

かぎ針でもとじ針でも、お好きな方法ではいでください。

 

・帯の部分

紺→鎖編み3目、黒→鎖編み4目ではじめて、こま編みします。

 

リボン本体の真ん中をくるむように帯を付けるので、ときどきリボン本体に巻き付けて、長さを確認しながら編んでください。

帯

 

多少長くなっても大丈夫ですが、長いと帯の余った部分を重ねて長さを調節するので、重なった分だけ厚みが出てごろごろしてしまいます。

 

また、短くなってしまってもリボンの形にはなりますが、もし後でゴムを付けるのであれば、帯の部分に通すように付けるのがよいと思います。帯の部分が短いとゴムを通すことができなくなります。

 

・仕上げ

帯の部分が編めたら、リボン本体に帯を取り付けます。

 

帯を図のように、リボン本体に巻き付けるようにします。その時、リボン本体を折るようにして帯を取り付けてください。

帯の取り付け方

帯の取り付け方

 

帯の編みはじめと終わりをはぎます。

リボンの前と後のイラスト

リボンの前と後

図のようにリボンの後ろ側にとじ位置が来るようにしてください。

かぎ針でもとじ針でも大丈夫ですが、きつめに引っ張り気味にとじるほうがよいと思います。

その場合、とじ針のほうがとじやすいです。

また、とじ針を使う場合、リボン本体を一緒にとじ付けないように注意してください。

(もし帯の長さが足りなくて、はじめと終わりをとじつけられない場合は、リボン本体にまつり付けてください。

その場合、帯の位置がリボンの中心になるよう注意してください。)

 

帯をとじてから、帯とリボン本体をまつります。帯が動かないようにするためです。

帯のとじが、リボンの後ろ側になるように、またリボンの真ん中に来るようにしてください。

後側の、図の赤の部分をまつるようにすると、帯とリボンの間にゴムなどを通すことができるので、おすすめです。

とじる位置

とじる位置

ゴムなどを通すようにしないのなら、後側のどの位置でまつっても大丈夫です。

 

・ポイント

糸を引き揃えて作る場合、とじ針を使うところは、ストレートヤーン1本だけでとじ、まつりをしたほうがよいです。

ファンシーヤーンは引っかかりやすいので、とじ、まつりがしにくいためです。また、引っかかると糸が切れたりします。

 

糸の太さにより、針の号数や目数は増減してください。

 

今回はかぎ針でしたが、棒針でも作ることができます。

こま編みを長編みに変えたらもっと早くできますし、一段ずつ糸や色を変えてしましま模様でも、リボン本体と帯の色を変える、などでもとてもかわいい。

幅や大きさが違うだけでも雰囲気が変わりますし、アレンジは無限大です。

ぜひぜひオリジナルのリボンを作ってみてくださいね。

 

そして、初心者さんはこれをきっかけに、もっと難しいものもいろいろ作ってみたいなーと思ってもらえたら、とてもうれしいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。