レース糸とガラスビーズのピアスを3種類で作りました。
少ない量で、すぐにできあがります。レース糸、レース針を使うので細かいのですが、本当に簡単で、初心者さんにぴったりだと思います。すぐにできるととても楽しくて、意味もなくいくつも作りたくなってしまいます。
こちらの写真では白に見えますが、実際は薄いベージュの糸とビーズを使用しています。
大きさもこんなに小さいパーツ↓で、意外と大人っぽく上がりました。
輪っかになったものは、鎖編みを編んでビーズを通して引き抜き、糸の端を結んだだけ。
丸いパーツとビーズを組み合わせたものは、かぎ針の、輪の作り目の方法を使って作ったものです。その方法について詳しく載せておこうと思います。
小さなタッセルも同じ糸で作りました。
簡単なので編み図を作っていませんが、それぞれの編み方の説明を書いておきます。それで充分作ることができると思います。
使用したもの
レース糸 #40
ガラスビーズ
レース針8号
ピアス金具、丸カン、木工ボンド、ラジオペンチ
輪っかとビーズのピアス
鎖編み10目作り、糸を切ってビーズを通し、いちばんはじめの目で引き抜き編みして輪にし、糸を結びます。
糸端を短く切って木工用ボンドを塗り、鎖編みに貼り付けます。ビーズは糸端が隠れる位置に置いておきます。
ボンドが乾く前にビーズをその場所に配置するか、もしくはビーズを配置してからボンドを塗って固定するかしてください。
ボンドの量はあまり多くしすぎないのがポイントです。とくに後からボンドを塗るときはつけすぎに注意です。
丸いパーツとビーズのピアス
まず、丸いパーツを作ります。この部分が輪の作り目のやり方で作ったところです。
かぎ針の輪の作り目は、かばんの底や帽子のてっぺんの部分など、とてもよく使われる方法です。
輪の作り目の方法
糸端を指に2回巻き付けて、左の画像のような糸の輪(2重)を作ります。輪に針を入れて糸をひっかけて引き出します。立ち上がりの鎖目をひと目編みます。
そのまま立ち上がりの鎖目をひと目編みます。そしてまた輪に針を入れて、こま編みを編むための糸を引き出します。
鎖編みひと目編めたところ。
今度はこま編みを必要な目数編むので、また輪っかに針を入れて糸を引き出し、
こま編みを編む。ひと目編めたらくり返して必要な目数編みます。
次に糸を引いて輪っかを小さくします。
まず、糸端を引っ張ってみます。
2重になっている輪っかの糸どちらかが小さくなります。小さくなるほうの糸をこうやって確かめておいて、今度は小さくなった糸を引っ張り、もう片方の糸を引き締めます。
最初の目と最後の目がくっつくまで引っ張ったら、再び糸端を引っ張り、赤線の糸を引き締めます。
完全に引き締めます。
こま編みが放射線状に並ぶので、このままこま編みで目を増やしながら2段め、3段め、と編んで、かばんの底の部分などにします。
今回はこま編みを12目編んで輪っかになるよう糸を引き締めました。
そしてビーズを付けます。
糸を切って、裏側に引き出して輪の編みはじめの部分と結びます。糸は短めに切っておいてください。
端はほどけてこないよう木工用のボンドで貼り付けます。こちらもあまりたくさんボンドをつけすぎないように。
タッセルのピアス
タッセルの作り方
糸を8本取りになるよう束ねて、丸カンを通します。
それを半分に折り、根元を同じ糸でぐるぐる巻きにします。ぐるぐる巻きにするのは、3~5回程度です。
ぐるぐる巻きにしている糸を強く締め、かたく糸を結びます。この結んだ糸もタッセルの房の一員になりますが、団子結びにすると、片方の糸が上に向いてしまいます 。上を向く糸は根元を巻いた糸の間に通して、無理やり下を向かせます。
長さを揃えるため、切ります。完成!
それぞれのパーツを、丸カンでピアスのパーツに付けます。
これでピアス3種類完成!!
まとめ
ピアスのパーツは好きなものを使用してください。
市販のパーツなどといっしょに付けてもかわいいと思います。糸とビーズの色を変えるのもよいと思います。
作っているとほかのアクセサリーなど、いろいろとアレンジできそうだなと思いました。よかったらぜひ作ってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。