引き上げ目で作るチェック柄のスヌード。編み図あり。子ども用なのですぐできます。
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子ども用のスヌードの編み方を紹介します。
スヌードというより、ネックウォーマーというほうが近いかもしれません。
子ども用で、毛糸の使用量が少ないので、余った毛糸を利用できます。
サイズをそのまま大きくすれば、大人でも使えます。
引き上げ目で作る、ウィンドウペーンのようなチェック柄は、レトロでとてもかわいいです。
まっすぐ輪に編むだけで簡単。子どものものは小さいので、すぐ編めますよ。
- 使った毛糸、量
ダルマ毛糸 メリノスタイル並太
エメラルド、ライトベージュ 合わせて約35g
- できあがりサイズ
首周り38cm、高さ17cm
- 使用した針
7号、4本針
輪針でもOKですが、作品が小さいので、私の持っている針は合いませんでした。
- 編み方
エメラルドの毛糸で68目作り目します。大きさを変える場合、柄が4目ピッチなので、4の倍数で作ってください。
4段ガーター編みします。
作り目の次の段(2段目)は、表側を見て、裏目を編んでください。
ここから引き上げ目の柄を入れていきます。編み図の通り、糸を変えながら編んでください。
引上げ目の編み方はいろいろあるみたいなのですが、私は3段普通に編んで、4段目を編むときに1段目に針を入れて編み、その状態で2、3段目(ライトベージュの2段)をほどく(というか放っておく)という方法にしました。ベージュの部分(2、3段目)を編んでから
赤丸のところ(4段目、引き上げ目を編む部分)に針を入れて、
編むと2、3段目の部分の糸が1段目に引っかかる感じになります。
2、3段目を放っておいても、編み進むうちにほどけてくるので、簡単でした。
うまくほどけない場合は、針でひっかけてほどいてください。
ところが、この編み方だと2、3段目がゆるくなってしまいます。
特に3段目(ライトベージュの上の段)がゆるみがひどくなります。
そして1段目(エメラルドの上の段)は引き上げ目できつくなりがちです。
なので、編むときにエメラルドの上の段はゆるめに、ライトベージュはきつめ、特に上の段はきつきつに、 と意識して編みました。
引き上げ目の部分が終わったら再度ガーター編みをして、伏せ目をしてできあがりです。
私は4本針を使って輪に編んだのですが、そうすると最後の段から次の段に切り替わるところで段差ができてしまいます。
私はとじを入れるのがいや(裏側に縫い代があると、首に当たるので)だったので輪に編みましたが、ずれるのがいやな方は2本針で往復に編んで、後ですくいとじをするときれいに上がると思います。
その場合は、縫い代分2目を追加してください。
毎回何かしらの挑戦(初めての技法や、実験的なこと)をしているのですが、今回は初めて引き上げ目をしてみました。
意外と簡単でかわいくてはまりそうです。自分の分も作ってみたくなりました。
今回は息子のものなので、男の子用に緑ベースの色目にしましたが、ピンクなどの色を使えば女の子らしいものにもなります。
もっと目数を増やして輪を大きく作り、2重、3重に巻くことができるようにしてもよいですね。
これを読んで、お子さんに作ってあげようかな、と思っていただけたら、とてもうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。