編みものの参考にしている本を紹介します。
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私は編みものをするのに、本を参考にすることがよくあります。ですが、本の通り同じものを編むことはあまりありません。
ここ1年は、ほとんどオリジナルのものを編んでいます。
だいたいかわいい毛糸を見つけて、何か編みたいと思うことからはじまることが多いので、この糸ならどんな編み地がいいかなとか、本で探すことがあります。
といっても難しい模様は編めないので、とくに棒針は、結局表編みか裏編みになりますが。
でもかぎ針の模様編みは、(私にとっては)棒針の模様編みよりは取っつきやすいので、本をパラパラめくってかわいい模様を参考にさせていただきます。
そんなときに見る本。「新現代ホーム百科事典」
これは、昔懐かしい、とてもレトロな本。母親がお嫁に来るときに持ってきたと思われるものの1冊です。
これ、私の手芸人生にはなくてはならない1冊。この本のおかげではやる前からタティングレースのことを知っていました。今現在方眼編みに挑戦していますが、それを知ったのもこの本。
編みものだけでなく、手工芸全般が載っています。ししゅう、編物、手工芸と項目があって、それぞれ膨大な種類が載っています。
手工芸におもしろい、でも絶対できない、っていうのがたくさん載っていて、見ていて飽きません。七宝焼きとか、木目込み人形とか。
あまりに多いため、こんなに厚い本ですがモビールの作り方なんて1ページしか載ってません。
大好きで大切な本なので、はじめに紹介しましたが、どう考えても今手に入れるのは無理そうです。紹介しておいてすいません…。みなさんのお母さん、おばあちゃんならこういう本、持っているかもしれません。
次に紹介するのがこの本。「手あみ大事典」
これは、かなりすごいです。編みものの製図の仕方がこれでもかー!と載っています。基本的にウエアの製図、編み方なので、中、上級者向け、自分でデザインしたものを形にしたいという方向けです。棒針、かぎ針どちらの編み方もこの1冊に詰め込まれています。
…と書いていながら、実は私、あんまり使ってません。私は布帛のパタンナーで、ニットのほうの製図がよくわからなかったので、中身を確かめずに(自分が行ける範囲で在庫がある本屋さんがなかった)ネットで購入しました。
見てみると、布帛もニットも製図の仕方ってあんまり変わらないようで、この本を見ずに製図をしていますが、迷ったりしたことを調べるために使うようにしています。
なので、持っていると安心感が違う!
そしてもちろん製図だけではありません。たとえば、衿ぐりの目を拾うときのポイント、どこでどれだけ拾うかを詳しく図解されています。ものによっては、私、そんなていねいにはできません…とさじを投げたくなるくらい。
(もちろん趣味でするだけのものなので、それほど厳密にしなくてもOKだと思っています。イヤになって本当に投げ出したら意味ないですもん。)
衿だけでもショール、ポロ、タートル、スタンドからテーラードまである!
とにかくすごい本なのでおすすめしたいのですが、高価で、大きな本屋さんでさえ在庫を置いてなかったりするのです。もしかしたら大きな図書館などにあるかもしれないです。もし見つけたら手に取ってみてください。
そして毛糸だま。
編みものをされる方なら欠かさず買っている方も多いと思います。載っている作品も、難しそうで手を出せそうにないものから、これならできるかな、と思わせてもらえるようなものまで幅広く紹介されていて、見ていて本当に楽しい。
そして雑誌なので、編みものの「今」を知ることができます。毎回特集が変わるので、持っておくと使えるかも…とつい買ってしまいます。
そしてこれもいざというときにとても使える。「新・棒針あみの基礎」
これ一冊で基本が分かります。ていねいな図解と写真で、どうやるんだったかな?に答えてもらえる本です。しかもこれで1000円+税って、安いと思うのですが。
指でかける作り目のやり方、表目、裏目の編み方から載っていますので、まったくの初心者で、誰かに教えてもらうことができない方でもできるようになっています。編み目記号やとじ方ひとつひとつに丁寧な図解があります。マフラー、ケープ、レッグウォーマー、ジレ、スカート、ハンドウォーマー、ベスト、プルオーバーなどの編み方が載っていて、編みながらステップアップしていけるようになっています。
ただ、作品じたいはそんなに載っているわけではありません。自分が編みたいものの編み図が載っている本をみて、分からない部分を調べるために、辞書のように使うのが良いと思います。
かぎ針版もあります。欲しい。
よかったらチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。