ちょこちょこ あみあみ

毎日ちょこちょこ編んでます。

かぎ針編みのヘアバンド。編み図あり。簡単かわいい松編みで作ります。

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柄がかわいいヘアバンドの編み方を紹介します。

松編みはかぎ針でできる模様編みです。その名の通り、松の葉っぱ(と枝)の模様に見える、レトロでかわいい柄になります。

基本長編みと細編みと鎖編みができれば大丈夫。編み図が少し見にくい(段数がわかりにくい)ですが、慣れれば簡単です。

編み図は奇数段と偶数段で色分けしています。

本体部分を松編み+細編みで縁編み、ゴムを通す部分を細編みでぐるぐる輪に編んでいます。

ゴムを通す部分は毛糸で編みました。付けるときにミシンで留めますので、どうせミシンを出すのなら、生地があればその部分もミシンで縫ってしまったほうがはやいかもしれません。そのあたりは後述します。

編み図もありますのでよかったら作ってみてくださいね。

ヘアバンドの画像

 

サイズ

本体(オレンジ)部分・42㎝

ゴム(黒)部分・8㎝

全体で約48㎝

私が作ったものとは少し寸法を変更しています。私は頭が大きいので…。 

 

使用した毛糸と使用量

アヴリル・綿コード約27g、ダルマ毛糸  コットンクロッシェ 約5g

 

使用した針、道具

かぎ針3号、4号

ミシン

 

その他用意するもの

平ゴム2cm幅、8cm程度

(私は家にあったスカートなどのウエストベルトに使うようなゴムしかなかったのでそれを使いました)

 

編み図

ヘアバンドの編み図



作り方

1段目、細編み9目からはじめます。

2段目立ち上がり鎖編み1目、細編みして図のように7目長編みします。長編み7目を真ん中の1目に作るので、扇状に柄ができます。

これが松に見えるから松編みなのですね。この7目の扇状の柄が基本になります。

松編みはこの扇をすき間なく並べるように編んでいく編み方です。なので、奇数段と偶数段で編む位置、編み方が違いますので注意してください。編み図を段で色分けしていますので、参考にしてください。

あとは編み図のように目を増やしながら編み進めます。段が変わるところ、立ち上がり3目編むところが途中で変わります。こちらも注意して 36段まで編みます。

その先は編み図の通り目を減らしていきます。 

模様編み部分が終わったら、ぐるり2周こま編みで縁編みします。角の部分だけは少し注意してください。

 細編みをする前にスチームアイロンなどで本体の編み地を整えると、きれいに上がります。縁の部分がガタガタしていたら、まっすぐになるよう整えておくと、細編みを編んだ後きれいになります。

ガタガタしているところに細編みすると、ガタガタのままあがります。それを整えるのは難しいです。間で少し手間をかけるのもきれいに上げるコツです。

 

ゴム部分は黒の毛糸、3号の針で13目鎖編みして輪にし、細編みでぐるぐる編みます。中に通すゴムの幅に合わせて調整してください。

ゴム部分の細編みはゴムの長さ+数cm長くしてください。ゴム長さ8cmに対して編み地は10cmにしています。

ゴムを編みに通し、留めるためのミシンをかけます。ゴムの端が隠れるようにして、端から5mm程度の位置でミシンをかけてください。両端ともです。

ゴムを通しステッチで留める

そしてそれを本体に取り付けます。本体にタックを寄せておき、ステッチでたきつけます。縫い糸の色はできるだけ本体ゴムに合わせてください。

この時、図のように四角にステッチをかけてください。ゴムにかかるようにしてください。

本体とゴムを取り付ける図

こういう、着脱の際ひっぱるものは、ゴムがすっぽ抜けることがありますので、それを防止するためのものです。

手で付けることもできますが、その場合、目を細かくして、必ずゴムに針を通してください。ひっぱって抜けないことを確認したほうがよいです。

今回、私はゴムベルトに使うゴムを使用していますが、細くて薄い、いわゆるパンツのゴムでももちろんできます。

パンツのゴムはゴムベルトより伸びがよいので、ゴムの長さは短くしたほうがよいのではないかと思います。その場合、編み地の幅を調整してください。

ただし、ゴム長さ+αの分量は多めにして、ゴムの伸びについていくようにしたほうがよいです。

また、このゴムを通す部分を編み地にせずにハギレなどを利用して作るのもよいと思います。

その際は、編み地よりもゴム長さ+α分を長くして作ってください。生地は基本伸びないので、余裕を付けてください。

また、ヘアバンドはサイズ感が大切なものです。使用する糸やゴムなどにより、また使う方の頭周りの寸法によりゴムの長さを調節してください。

できれば、仮止めしてゴムの長さを確認してから付けるほうがよいと思います。

まち針で止めるだけだと危ないし正確ではないので、ミシンの目を大きくして縫ってみて、付けてみることをおすすめします。

 

まとめ

今回ヘアバンドを作りたいなーと思ってから、本体部分の編み地が思いつかず、しばらく放置していました。

本当に突然、松編みで編んでみようと思い立ち、夢中で編んだらとてもかわいいものができました。

この明るいオレンジと松編みのレトロな柄がとても合っていて、素敵に上がりました。

とても簡単で、時間もそんなにかかりません。よかったら挑戦してみてくださいね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。