丸ヨークのセーター。型紙の引き方のポイントもご紹介。
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製図をして編み図を作って編んだ、丸ヨークのセータです。
ダルマ毛糸さんの、ポンポンヤーンという糸があまりにもかわいくて、これを使ってセーターを編みたい!と夏前から計画していたものです。
本当にとっても素敵な毛糸です。
この毛糸を生かしたデザインを考えて製図をして、ゲージを取って編みました。
ただ、大きく上がっていますが…。
ちゃんと着られるものができあがっているので、まあいいか。
使用した毛糸、編み方など簡単に記しておきます。
ヨーク部分はダルマ毛糸のポンポンヤーン、そのほか、茶色の毛糸はリッチモアのコパンを使用。
ヨーク部分は裏編み、衿ぐりは1目ゴム編み、コパン使用部分はかのこ編み、裾と袖口は一目ゴム編みです。
こういう毛糸は、裏編みのほうがポンポンがきれいに出るんですね。だからポンポンヤーンの部分は裏編みしています。
そしてコパンという毛糸、とても編みやすいのです!さくさく編めます。
身頃は裾から輪針を使って輪にヨーク手前まで編みました。
袖は輪針が大きくて使えなかったので、4本針で輪にヨーク手前までまで編みました。
身頃と袖のアームホールを引き抜きとじし、ヨーク部分で目を拾い、衿ぐりに向かって輪に編みました。
そして、パターンについて。
今回は身頃と袖のパターンから、丸ヨーク切替のパターンを引いて作ってみました。
原型をお持ちの方ならできます。
パターンの作り方はこんな感じ↓↓。丸ヨークってパターンにするとこういう感じだというのが伝わりますでしょうか。
こういうヨークのパターンは、ラグランスリーブの変型です。身頃のアームホールに袖山をくっつけてラグラン線を引きます。
ソーイング(布帛、カットソー)の型紙でも同じ引き方です。難しいパターンではありませんが、伸びない生地を使う場合は、肩周りのゆとりを多めに入れてください。
具体的に書くと、原型を使うなら胸や肩のダーツを多めにアームホールに逃がす、肩線を衿ぐり側動かさずに肩側だけ上げるなど。
ヨーク線は衿ぐりと平行に引きます(水色の線)。ニットで輪に編むので平行ですが、ソーイングの場合は平行にしなくても好きな部分で切り替えてかまいません。
身頃と袖の付く部分で、ぴったりと重なる部分であればどこでも、ヨークの線を入れることができます。
重ならない部分でもよいですが、そのときは身頃と袖の寸法が必ず合うように、そして線が角にならないよう注意してください。
このパターンを使えば、ラグランスリーブのセーターも作れます。
これを前後身頃、ヨーク、袖をバラバラにして、ゲージの方眼を乗せて編み図を作ります。
ヨークは、布帛(織物)の場合、肩線はぎにしてこのまま使えますが、ニットの場合は分散減目をします。
しかし、今回ゲージが合わなくて全体的に大きめに上がっています。ゲージを取ったのが何か月も前だったからかなあ…難しい。
でも結果的には、袖が長いところなんかが今っぽく上がっている気がします。
そして今回はじめて輪針、4本針を使ってセーターを編んでみました。
あとではぐところがとても少なくて楽なのですが、斜行するのがどうも気になります。よい方法があるのでしょうか。どなたか教えていただけるとうれしいです。
今回は本当にとても勉強になりました。丸ヨーク、とてもかわいいのでまた編みたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。