直線で製図すると編み図なしでボートネックのニットが編める。パターンあります。
2019.1.24記事の統合、修正しました。
編み図なしで基本まっすぐ編むボートネックのセーター。自分のサイズでパターンを引きました。
デザインから製図をし、目数、段数の割り出し、そして編むところまで、全工程を一挙に公開します。
編みものをされる方なら、自分のデザインやサイズで編みたい、と思われる方も少なくないと思いますが、パターンを引く(製図をする)ところが難しい部分だと思います。
それをブログだけで伝えるのはとても難しく、どのようにすれば伝えられるかと悩みました。
できあがったパターンや編み図を公開するだけでは「自分でデザインしたものを作る」「自分のサイズで編む」という、根本的な部分が伝えられないからです。
この記事では、製図をしたことがない、してみたいといった方の参考になるものを作りたいと思ったので、いくつか条件を決めました。
- パターンは、カーブ線を使わずに直線だけで作り、前後も同じ形の型紙にする等、できるだけ簡素化する。
- 目数と段数を計算して割り出し、編み図を作る必要がないようにする
- 誰もが着たいと思えるような、ベーシックなデザインにする
それらをふまえてデザイン画を書きました。それがこちら。
次に、パターンのポイントを考えます。
・主要な部分のサイズを決める。
(大事なのはバスト 、肩巾、袖巾等、シルエットが決まってくる部分です)
・胸、肩のダーツはなし
・このデザインでいうと、ボーダーの位置
このような感じです。もちろん製図していく中で変更することはOKです。
細かい部分はいいのですが、バストや肩巾など、大事な部分を後から変更するのは大変です。ダーツもそうです。
なので、ポイントとなる部分のサイズは、よく考えて決めてください。
(今回の方法は囲み製図です。原型を使って展開する方法ではありませんのでご注意ください。
また、これは手編みのニット用です。布帛(織物)のものではありません。このパターンを使って、布帛の洋服を作るのは難しいと思います。)
製図をする
身頃のパターン
Mサイズで作りますが、私に合わせているので袖丈が少し長めです。もしこのパターンを使用される方がおられましたらご注意ください。
まず、パターンとサイズです。
(できあがりのニットとパターンとではサイズとは違います。ニットは伸びるので、とくにたて方向は製図の際小さめに作ります。
製図の説明の部分で詳しく書いていますので参考にしてください。ちなみに、パターンと冒頭のデザイン画はイラストレーターを使って作っています。)
パターンは前後同じ形です。また、左右も対称なので、身頃は前後中心から、袖は袖山線から半分しか作成しません。両身頃作りたい場合は、半身ができてからあとで反転させます。
イラストレーターなら簡単ですが、紙に手描きする場合は、中心線で紙を折り、描き写すとよいです。
バスト寸法1/4を水平(横)方向に引きます。
その線の左端から垂直に、下に線を引きます。今回は後身頃を基本に考えるので、この線は後中心線になります。
右端から垂直に、上下に線を引きます。この線の、バストラインから下は、脇線になります。
後中心線に平行に、肩巾位置を取ります。
ニットは伸びますし、もともと肩線は伸びやすいところなので、1~2cmほど小さくしておいたほうがよいです。
肩巾41cm設定にしたので、半分の20.5cm取りました。
そこから下に、垂直に線を引いて、2.5cm下に、ポイントaを取っておきます。
後中心線から仮の天巾15cmの1/2、7.5cmのところにポイントbを取ります。
aとbを直線で結びます。
(両身で15cmを原型の天巾と仮定し、仮のN.Pを取り、そこから肩傾斜を取ります。衿ぐりと肩線の交わる角のところをネックポイントと言い、N.Pと略します。
今回本当の天巾が、デザイン的にかなり大きいので、原型に近い位置から考えることにしました)
そして実際の天巾です。
今回ボートネックで、広めの天巾になります。布帛(織物)や、カットソーの型紙であれば、N.Pから前後中心に向かって、カーブをつけて衿ぐり(ネックラインともいう)にしますが、今回は水平方向に、直線にします。
後中心線との交点を、cとします。
(衿ぐりのカーブについてですが、布帛やカットソーは生地に張りがあったり、薄くて軽いので、パターン通りに上がりやすいです。
しかし、ニットは、素材にもよりますが、柔らかく厚みがあるぶん、重さもあります。
N.Pは肩線があるので肩に支えられますが、間の、前後中心のあたりは、支えてもらえるところがないです。なので、どうしてもたわむ、というかだらんと垂れ下がりやすくなります。
カーブをつけなくてもカーブしているように見えるのです。
逆に、今回はそれを利用して衿ぐりにカーブをつけずに製図しています。)
cから下に着丈を取ります。54cmです。そこから脇線に向かって水平線を引きます。脇線と交わるまで引いてください。
これで長方形になりました!パターンらしくなりました。
アームホール(AH)の底の位置を引きます。aの位置から、18.5cm下にポイントを作り、その点から、脇線に向かって水平線を引いてください。
デザイン線を入れます。
裾から8cmまでゴム編みにするため、線を引きます。
衿ぐりも同様に3.5cmのところに線を引きます。
肩線は傾斜がついているので、引き返し編みになります。
ゴム編みで、引き返し編み…難しそうですよね。私はちょっと避けたいです。
図のようにメリヤス編み部分に移動させて、ゴム編み部分はまっすぐ編むだけにします。
そして、一応、ボーダーの位置をパターンに入れます。裾から10cmと、衿ぐりから下10cmのところとします。(破線部分)
この位置は、使う毛糸のゲージや柄のピッチで変わってくるところなので、仮で入れておきます。
これで身頃ができました!
袖のパターン
前後同じ形で、袖山線でわにします。前袖のみ製図していきます。
水平方向に、1/2袖巾18cmを引きます。
袖巾線の左端から上下に垂直線を引いておきます。
袖巾線と袖山線の交点から高さ8.5cm上がったところから、右側に水平線を引いてください。
その水平線、5cmのところにポイントfを取ってください。
袖巾線右から2.5cmにポイントgを取ってください。ここは、身頃のアームホール底と接ぎ合わせる部分です。
fとgをつなげてください。
…直線だけど、袖山でしょう?
袖山いちばん上から、袖丈を取ります。
そこから水平線を引いて、袖口周り1/2、12cm取ってください。
そして8cm平行に上に線を引いて、つなげて四角にしてください。ここはゴム編み分です。
その上側、右端から袖巾右端とを直線で結びます。
(袖丈55cmにしていますが、ドロップショルダーでない場合、袖丈は57cmくらいほしいです。
今回は肩の位置が標準の巾より2cm落ちています。袖丈57cmにすると肩が落ちている分袖丈が2cm長く上がってしまいます。
実際に編むとなると、ニットなのでさらに伸びて上がるはず)
袖のパターンができあがりました!
製図の際の注意点
着丈の変更は簡単にできますが、袖丈を短くするときは、袖口周りの大きさは調整してください。
また、アームホールの底と高さを変えなければ、バスト、肩巾位置を広くしたり狭くしたりといった多少のサイズチェンジもOKです。その際は袖丈の調整をしてください。
アームホールが変わってしまうと袖を大幅に変更しなければいけません。注意してください。
目数と段数を割り出す
次に、パターンから目数と段数を割り出していきます。
直線だけのパターンということは、寸法とゲージだけで編めます。
もちろん編み図を作るにしても、パターンがあれば必要な部分だけでよいし(減らし目などがなければ、○○目を△△段、という計算がすぐできる)、とても簡単にできます。
私は、肩の引き返し編みだけ作りましたが、そのほかは作っていません。代わりに、パターンと目数、段数、減らし目の指示は入れています。
使用した毛糸とゲージ
アヴリル クロスブレッド
メリヤス編み部分 8号棒針 20目×26.5段
糸に対して針の号数が太いのですが、ゲージを取る際水通しして少し縮んだので、8号で編んでいます。
まずは図をご覧ください。
前回製図したパターンに、各サイズと目数、段数などを記入したものです。
(先に書いておきますが、実際に編んだあと変更箇所、訂正箇所などがあります。実際に編まれる方は、後に出てくる修正済みのものを使用してください)
わかりやすいように、わにしています(半身の身頃、前袖のわの部分で反転させ、開いた状態です)が、左右で同じところは数字を省いています。
これらの数字の割り出し方法を書いていきます。
目数と段数を割り出す際の注意点
目数と段数は、まずいちばん大きい部分を計算して、次に大事な部分、もしくは次に大きな部分を計算して決めていくようにしてください。
横巾なら、まずバストを計算して、肩巾、天巾を計算します。
たて(丈)なら、今回は着丈、その次にアームホール底からN.Pまで、その次はアームホール底から肩先まで、というふうに決めてください。
大事な部分というのは、身頃と袖のくっつく部分、アームホールと袖山です。このあたりのことは、次の項で実際に目数と段数を決めますので、その部分で詳しく書きます。
身頃の目数と段数の割り出し
身頃は裾から編んでいきますが、裾からバスト(アームホール底まで)は増減なしで同寸ですので、以後バストサイズに統一します。
前後でまったく同じ形なので、同じものを2つ編みます。
身頃の作り目は、
- (バスト÷2)×(ゲージの目数)÷10
となります。
10で割るのは、バストサイズは92cmと1cm単位なのに対し、ゲージは10cm=20目となり、10cm単位になっているからです。
計算すると46×20÷10=92となります。
次に着丈の段数を計算します。
- ゲージ26.5段×34.1cm÷10=90.365段
裾からバストまでの高さは34.1cmです。今度は段数です。
これを計算すると…
- ゲージ26.5段×着丈54cm÷10=145.75段
繰り上げて146段にします。
もし、丈がとても中途半端な数字になった時は、繰り上げるか、切り捨てるかしてください。どちらでもよいです。
先の注意点にも触れましたが、これがアームホールとなると、袖に関係してくるので、慎重になってください。
こういう調整は身頃も袖もやり方は同じですが、身頃は増やしたのに袖では減らした、となると、くっつける(はぐ)部分の寸法に差がでます。
そして、袖の寸法は段数(たて)だけでなく、目数(横)も関係してきます。できるだけ寸法の差が出ないよう注意してください。
また、よく編んでいる方ならピンとくるかもしれませんが、往復に編む場合は基本、2段で1セットです。(輪針で編む場合は、私は気にしませんが)段数は、偶数になるように調整してください。
次に大事な部分、アームホールから衿ぐりまでの部分の計算をしてみます。
まず横方向の目数の計算、底の部分は2.5cm=5目になります。
バストから左右合わせて10目引いて、82目です。
アームホールから上は目数の増減はありませんので、目数82はそのまま肩巾と同じになります。
- 肩巾41cm×20÷10=82目です。
目数が合うように、あらゆる角度から計算します。それでも間違いますのでご注意を…。
同様に、天巾、肩線の目数も計算しておきます。
段数の計算をします。
- アームホールから衿ぐり19.9cm×26.5÷10=52.735段です。
肩は、前後で合わせて引き抜きはぎをします。それで1段使うことになるので、縫い代分として足して54段とします。
全体としては54段ですが、肩は引き返し編みをするので、その部分の計算をします。
目数、段数は図の通りです。引き返し編みの部分だけは自信がないので、編み図を作ります。
そして、ボーダーの位置についてですが、今回はボーダーの段数を4段数で1ピッチとします。
ボーダーは、裾から10cm上~衿ぐりから10cm下までにしていました。計算すると90.1段、ボーダーのピッチ4段で割ると、22.5本。
ボーダーの本数は奇数にしたい(奇数でないとイラストのようにならない)ので、23本、92段にしました。
これで身頃は完成です。
袖の目数と段数の割り出し
次に袖の計算をします。
基本的には身頃と同じです。垂直、水平方向の直線部分は身頃と同様に割り出しました。
袖山の高さは、アームホールと同様に段数を足しましたが、袖山は減らし目の数が多く、なだらかにしたかったので、図のようにしました。
袖下の増やし目も同様に、こちらは偶数で割って、余りの段数を上下に割り振りました。
そして、ボーダーも身頃と同様に段数を決めますが、上側の柄の位置は、身頃と合わせたいです。
これは、製図をしたときに、アームホールと袖山の寸法を合わせたときに引いておいた位置です。
段数の計算をしたときに微妙に変わっているので、もう一度位置を確認しました。
これで袖の計算もできました。
あとはひたすら編むだけ。
これまでは設計で、後は実際に形にしていく段階です。
…ですが、編んでみると、やっぱり、ん?となるところや、変更したい部分や間違っていた点も…。
再度、使用した毛糸、ゲージ
アヴリル クロスブレッド 330g
メリヤス編み部分 8号棒針 20目×26.5段
実際に編んでみて
まず身頃から編みましたが、ボーダーの位置が気に入らなくて変更しました。
上(衿ぐり側)の柄を2本減らしました。
身頃に合わせて袖山側の位置をずらしました。
そして、袖口側のボーダー位置もなんか変だったので変えました。
このあたりは実際に編んでみないとわからない部分です。
そして…袖山の段数の計算(というより計測)が違っていました…。いつも見直すのですが、それでも間違えます。
そして、袖山の減らし目のしかたも変更しました。
↓すべて修正しました。
肩の引き返し部分の編み図も載せておきます。
そして、肩の部分。
2目ゴム編み、前後で合うように編んだほうがよかったですね。
できあがり
できあがったものがこちら。
パーツの状態でサイズを測るとかなり大きめだったのですが、出来上がりは小さく上がりました。縮みそう、と思って針のサイズを大きくしていてよかったです。
はぎを入れる前にスチームアイロンで形を整えて、すべてはいでから水通ししました。
<出来上がりサイズ>
丈51cm
肩幅39cm
バスト 90cm
袖丈53cm
いつもそうですが、できあがると本当にうれしいですね。
着てみました。
どうでしょうか。けっこうデザイン画に近いあがりになっていると思うのですが。
ただ、自分の予想より小さく、短く上がっています。この辺りは毛糸によると思います。
まとめ
今回は少し実験的でもあったのですが、この方法でアレンジを加えれば、いろいろなデザインに転用できます。
ほかはそのままで衿ぐりを変えればデザインもガラッと変わります。
一度パターンを作ってみると、服の構造を理解できておもしろいですよ。
よかったら挑戦してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
編み物の仕上げについて。工程やソーイングとの違いを比較。
編みものの仕上げやサイズ上がりについて書いてみようと思い考えていたら、ソーイングとの違いに気が付いたので、今回はニットとソーイングの工程や仕上げについて、比較してみようと思います。
まず、布帛やカットソーの服作りについて、考えてみます。(以後、ソーイングとします)。
- ソーイングの工程
- 手編みのニットの工程
- ソーイングとニットの作り方と仕上げの違い
- 手編みのニット作品の大きさがゲージよりも小さくなる
- 手編みのニット作品の大きさがゲージより大きく(伸びて)上がる
- まとめ
ソーイングの工程
ソーイングでは、ざっくりですが、
1、地直し
2、裁断
3、芯貼り
4、縫製
5、まとめ、仕上げ
という工程があります。
1、地直しとは、縫製後に小さく上がらないように、生地を裁断する前に縮ませておくことです。具体的には一度水通しして乾かす、またはスチームアイロンをかける、などをします。
生地は、水分と熱で縮みます(ものにより大きくなる)。あと、これらに物理的な力が加わると、ものによりさらに縮み、その分生地が厚くなります。
(それをわざとするのが縮絨(しゅくじゅう)と言われるものですね。ニットでも縮絨させることはあります。フェルト化も同じような意味です)
それらが縫製段階で起こると、思っていたより小さく上がり、場合によっては着られないものができあがるので、注意が必要です。
そして、3の芯貼り、こちらはアイロンで接着芯を貼る工程です。
接着芯を貼ると縮む可能性が高いので、生地、芯地ともパターンよりぐるり一周5mmほど大きく裁断(粗裁ち)し、芯貼りしてから再度パターンをあてて、パターン通りに裁断するという方法を取ると、確実です。
4、縫製段階では、合間にアイロンをかけて、縫いやすく、またきれいに上がるようにします。
ここでもアイロンで熱、スチームを使えば水分、しかも押さえつけたりするので物理的な力がかかり縮む原因になります。
5、まとめ、仕上げでは、ボタンを付けたり、糸始末をしたり、いちばん最後に仕上げとしてアイロンをかけます。
このように、3~5の工程で縮む要素がたくさんあるので、1の地直しをするわけです。
最初に思い切り縮ませておくと、後で熱や水分を与えてもそれほどサイズが変わったりはしなくなります。
これを手編みのニットに当てはめて考えてみます。
手編みのニットの工程
手編みのニットでは、ざっくり下のようになります。
1、スワッチを編み、ゲージを取って、使う針の号数を決める
2、編む
3、仕上げ
主にウエア(セーターやカーディガン、スカートなどの大物や、帽子などのサイズがきっちり出て欲しいもの)ではこうです。
サイズが多少変わっても平気な小もの(マフラーやかばん、身に付けないものなど)では、ゲージすら取らないこともありますので、今回ウエアを対象とします。
1、ゲージを取る云々はあとに回します。
2、編むという工程では、ものによりますが、ソーイングと同様、合間にアイロンの工程を入れると、仕上がりがまったく違います。
肩や脇線、袖などをはぐ前に、地の目を通すように(たて、横が直角になるように)編み目をそろえると、とてもはぎやすく、きれいに上がります。
ただ、これも熱、水分を与えることになるので、縮みが起きやすくなります。
3の仕上げは、スチームアイロンまたは水通し、もしくはその両方をします。ここでも縮みやすくなりますし、また、縮ませるのを目的とする部分もあります。
ここで戻って、1のゲージを取る工程についてですが、ここでは何号の針を使用して、10cm×10cmの大きさのなかで、目数段数がいくつになるか、という計算をします。
実際には、本などに載っている作品を編むために、逆算して針の号数で調節して指定のゲージになるようにします。
ソーイングとニットの作り方と仕上げの違い
ソーイングでは、後で小さく上がってしまわないよう、裁断前の生地の段階で先に縮ませるという対策を取って作ります。
先に水分を与え、アイロンで熱と力を加えてこれ以上は縮まない、という状態にしてから裁断、縫製し、あとで問題が起きないようにします。
手編みのニットは、糸の状態で先に縮ませておくことができないので、先にどれだけ縮むか予測を立てて(ゲージを取って)、形になってから縮ませます。
どれくらい縮むのかを正しく把握するためには、本来は全て編んで形にしてから洗濯をして縮率を出すのがよいのですが、手編みのニットではそんなことはできません。
(商品として何百枚何千枚と作るものなら、サンプルなどを使って縮率を出します)
なので、ゲージを正確に測ることが大切になってくるということですね。
手編みのニット作品の大きさがゲージよりも小さくなる
編みものの1、では、スワッチを編んで、水通ししてアイロンをかけて編み地を落ち着かせてからゲージを取ります。
ですが、使う毛糸によっては、作品のサイズがこのゲージよりかなり小さくなる場合(予測を上回って縮んでしまうこと)があるのです。
小さなスワッチでは限界があるのはわかりますが、それにしてもこんなに小さく上がるのはなんでかなー??と思っていました。
それで思い至ったのが、編む工程の合間のアイロン掛けの分の縮みを、私が甘く見ていたのではないかということです。
そう、私の予測が甘かったのですね。
最初のゲージを取る段階で、スワッチをガンガンがしがし洗って、スチームアイロン当てまくるくらいのほうがよいのかも、いや、それはやり過ぎかな、などなど考えています。
毛糸は、扱う会社によって仕上げが異なっているようで、アヴリルさんや、きんしょうさんの毛糸は、仕上げ加工がされていない、もしくはされていても最低限(工業用の糸に近い)なのではないかと思います。
(きんしょうさんの毛糸で編んだセーターで、小さく上がって着られないものがあるんです。私の見積もりが甘かっただけで、もちろんきんしょうさんの糸のせいではありません。)
なので、編む前と編んだ後のサイズの差が大きいのかもしれません。
ハマナカさんやダルマさんの毛糸などでは、そこまで縮まない(糸の段階で仕上げの加工がされている)気がします。最後の水洗いはしなくても、軽くスチームアイロンをかけるだけで大丈夫な気がします。
このあたりのことが正しく予測できれば、もう少し対策がたてられるのかもしれません。
手編みのニット作品の大きさがゲージより大きく(伸びて)上がる
また、大きく(長く)あがることもあります。
かのこ編みで、ゲージよりも大きく上がるということがありました。これは素材どうこうではなく、編み方ではないかと思われます。
かのこ編みなど、表目と裏目を使う編み目は目が詰まったような編み地に上がります。厚みが出たり、重く上がりやすいです。
ゲージを取るのはせいぜい15cm四方しか編まないのでわかりにくいですが、こういう編み地はメリヤス編みより伸縮性があります。
そして大きく編むと小さな編み地より引っぱられた状態になるので、大きく上がる(伸びた状態)のではないかと思います。
縦方向は分かりやすいですね。丈や袖丈などは、どのような編み地でも多少伸びて上がります。かのこ編みは横方向でも伸びた状態になり、サイズが大きくなるようです。
まとめ
素材などにもよりますので、一概には言えない部分もあり、とても難しいです。素材の知識も必要で、編み方などでも変わってくるということは、やっぱりもっと経験を積んで勉強するしかないですね。
これからもたくさん編もうと思います。
この記事が、誰かのお役に立てたのなら、とてもうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
棒針編みのチェック柄スカート。編み図あり。
棒針でスカートを編みました。
メリヤス編みしかしていないので、編み方は難しくありません。
このチェックの模様がデザインポイントですが、実はちょっとたいへんなんです。毛糸の玉がたくさん必要で、もつれるもつれる…。
これさえクリアできれば、本当に簡単。
この柄も苦労のかいあって、とてもかわいくて大満足です。
ブルーの部分の毛糸は、細い細いループの糸を3本取りに。白い部分もリリヤン状の毛糸で、どちらもとても軽くてふんわり上がっています。
編み図も作りましたので、よかったら挑戦してみてはいかがでしょうか。
使用した毛糸と使用量、付属
・青の毛糸:アヴリル・ループ3本取り、約150g
(セールで買ったので、現在は販売されていないようです)
・白い毛糸:ダイヤモンド毛糸・スキーフワール、45g
毛糸の使用量は上記の通りですが、今回の編み方では毛糸の玉がたくさん必要なので、実際に編む際は余分量が必要になります。注意してください。
・ウエスト用の平ゴム・2cm巾*65㎝+縫い代
使用した編み針、道具
スカート部分、2本棒針、7号
ベルト部分、4本棒針または輪針、6号
とじ針
できあがりサイズ
丈(ベルト下から裾)62㎝
ウエスト65㎝(ゴムの長さ)
ヒップ94㎝(ゴム下~18cmの位置で水平に測る)
裾巾55㎝設定→上りは62㎝
サイズについては置いて測った寸法です。
一般的にニットのスカートは長く、ヒップはせまく上がりやすいと思います。サイズについてはあとの項目の、注意点の部分でも触れています。
また、裾はもともと大きく上がりやすいですが、裾上げのまつりをしているため、さらに伸びて上がっています。
これは事前に予想していた範囲内です。裾については仕上げについての部分でも触れています。
編み図
編む前に
まず、このチェック柄は1本の毛糸で編むのではなく、たて方向に毛糸を継いで作ります。
なので、チェック柄ひとつに1玉、間にある白い線の部分で1玉使うので、青が5玉、白が4玉必要です。
指でかけて目を作り編んでいきますが、青と白を交互に目を作っていくので、こんな感じに…。
私はすべて毛糸を分けましたが、青は1つ毛糸玉で、白の2目の裏に糸を渡す、という方法でもできるのではないかとも思います。
ただ、裏に糸を渡すと、その部分の糸の引き方の調節が難しかったりします(白の線が浮き上がったようになるのではないかと思います)。
私は、たてに糸を変える方法をしてみたかったので、これで行きました。今回のチャレンジのポイントはここです!
チェック柄を細かくしたければ、毛糸の玉が増えますが簡単に増やせますし、ボーダー柄もこれで編めますよ。
スカート部分
裾からウエストに向かって編んでいきます。
今回は斜行させたくないので輪針を使わず、前と後、それぞれスカートを編み、脇ではいでからウエストベルト部分を編んでいきます。
基本は表目しか編みませんが、糸を変えてチェックの模様を出すのがこのスカートのポイント。
言葉で書くのは難しいので、簡単な図でイメージしていただけたらと思います↓↓
作り目した後は、青と白の毛糸を交互に変えながら編みますが、毛糸が変わるところで必ず毛糸を交差させてください。
青糸から白糸に変える際、糸をひっかけるようにして交差させて、
白糸で2目編み、また青に変えるときも交差させる。
こうしないと穴が開いてしまいます。必ずひっかけるように交差させてください。
6段編んだら7段目は裏編みします。
これは、裾を二つ折りにするためのものです。裏編みの部分で折り返りやすくなります。
編み図通り、減らし目をしながら指定の段数編みます。
チェックの横段を編みます。
毛糸を白に変えますが、横段用に一玉つかいます。
前の段まで青の毛糸で編んでいたところを横段用の白糸に変えて編み、白の2目のところはたての白糸に変えて編みます。
まず、たての模様の直前まで、横段用の毛糸で編みます。右は裏側から見たところ。
毛糸を引っかけて、たての模様の毛糸で2目編み、
横段用の毛糸に戻す。裏側に糸が渡ります。
編み図通りにウエストまで編んだら、両端一目ずつ伏せ目して、ほかの目は休ませておきます。
両端の目を一目ずつ、このように伏せておいてください。
あとで前後の脇線をすくいとじします。両端ひと目ずつは縫い代として裏側に隠れてしまう目なので、ベルトを編むときには必要ない、むしろ邪魔なのです。
2枚同じものを編んだら、一度アイロンをかけました。端がくるくるで、とじがしにくかったからです。
この工程は、したほうがきれいに上がると思いますが、省いても大丈夫です。
仕上げについての部分にもう少し書きますので、その部分もぜひ読んでいただけると嬉しいです。
脇をすくいとじして輪っかの状態にします。
ウエスト部分
ウエストは輪針または4本棒針で輪に編みます。6号針使用。
ベルト部分は一目ゴム編みしました。
ベルト内側にゴムを通します。ゴムの幅はお好きなものを使用してください。そのゴムの幅に応じて段数を調節してください。
折り返す部分は裾と同様に1段裏目を編むと、返りやすくなります。
最後の段を編んだら伏せ止めします。
伏せ止めはゆるめにしてください。
ベルト端を内側に折り込んで、とじ針でまつってとじます。このとじる際も、糸を引きすぎないよう、ゆる目にしてください。
あきのないデザインで、はくときにゴムを伸ばして足を入れ、おしりを通してウエストまではきこみます。
このときに引っ張って糸が切れてしまうことがあるので、注意してください。
まつったところを時々引っぱって、糸が切れないことを確認するとよいです。
この時、3cmほどとじないで開けておきます。
そこからゴムを通し、ゴムを輪にしてミシンか手縫いで止め、後から開いている部分をとじてください。
裾上げ
最後に裾を上げます。
作り目の段の端がきれいでないので、かぎ針を使って細編みします。
この時、編みはじめの毛糸の端がたくさん出ているのを、細編みするときに編み込みました。
糸の端を始末するのって面倒なので、私はこれでよしとしていますが、気になる方はきれいに始末してください。
裏目のところで折り返し、とじ針を使ってまつりつけます。このときに、糸を引きすぎずに、ゆるめにまつってください。
裾はウエスト同様、多少伸縮するように遊びをもたせておかないと、歩いたときなど裾を伸ばしたりしたときに糸が切れてしまいますので注意か必要です。
仕上げについて
仕上げは水通しして自然乾燥をさせただけです。
裾をまつって大きく上がったので、裾にアイロンをかけようか迷ったのですが、かけずに仕上げました。
以前の記事で仕上げについて書きましたが、熱、水分、力がかかることで縮みの原因になってしまいます。
そして、今回使った毛糸はナイロン混です。
ナイロンは熱に弱いため、アイロンをあてないほうがよいかな、と判断しました。
注意点
今回は透けないため裏地を付けていません。
もし付けるのであれば、ウエストを伸ばした時にヒップサイズが確保できないとはけないものになってしまうので注意です。
ペチコートを用意または作製するほうが無難かもしれません。
ただ、今回使った糸はかなり軽く上がる毛糸なので、糸が違うと毛糸の量がかなり違ってくると思います。その点はご了承ください。
また、あまり重い毛糸だとかなりだれるかもしれません。丈が長くなり、幅がせまく上がってしまう可能性があります。
ただし、伸びるのではけないことはないと思います。
まとめ
最後に着用した画像を掲載しておきます。
スカートは大物なので少し時間はかかりますが、基本メリヤス編みができれば編めます。
冒頭のアップの写真でよくわかりますが、青の毛糸と白い毛糸の形状の違いが雰囲気よく仕上がっています。
簡単な編み地でも糸の選び方で作品の上がりが変わってくる、いい例になりました。
もちろん同じ糸の色違いでもできます。
そして目数、段数とゴムの長さの調整で多少のサイズ変更は可能です。減らし目の数の増減でスカートのシルエットの変更もできます。
アレンジできる方はぜひ自分サイズで、違うシルエットに挑戦してみてください。
この記事を読んで、スカートを編んでみようと思われる方がいらっしゃったら、本当にうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
アヴリルさんの福箱が届きました。かわいい毛糸がたくさん。
来ました!届きました!!
アヴリルさんの福箱!!!
福袋の箱版です。年末にネットで注文していたものです。
アヴリルさんは、京都、大阪、東京にお店がある毛糸やさん。とても素敵な毛糸がたくさん売っていて、大好きなお店です。
ぱかっ。
じゃーん。
マグカップは意味不明ですが、見ているだけでとにかく楽しいです。かわいいです。
自分では選ばないような毛糸がけっこう入っていたりします。
個人的には水色の綿シルク、うれしいです。
肌ざわりもいいし、とてもきれいな色。
かせなので、こないだ買った玉巻器がお役立ちです。
中にはカシミヤもあります。カシミヤは高いので、なかなか手が出ないのです。
なにを編もうかな??と考えると、うきうきします。
これらの毛糸で編んだものを、たくさん紹介できるようにがんばって編みます。
これでお正月気分も終わり、かな。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
玉巻器、おすすめです。
丸ヨークのセーター。型紙の引き方のポイントもご紹介。
製図をして編み図を作って編んだ、丸ヨークのセータです。
ダルマ毛糸さんの、ポンポンヤーンという糸があまりにもかわいくて、これを使ってセーターを編みたい!と夏前から計画していたものです。
本当にとっても素敵な毛糸です。
この毛糸を生かしたデザインを考えて製図をして、ゲージを取って編みました。
ただ、大きく上がっていますが…。
ちゃんと着られるものができあがっているので、まあいいか。
使用した毛糸、編み方など簡単に記しておきます。
ヨーク部分はダルマ毛糸のポンポンヤーン、そのほか、茶色の毛糸はリッチモアのコパンを使用。
ヨーク部分は裏編み、衿ぐりは1目ゴム編み、コパン使用部分はかのこ編み、裾と袖口は一目ゴム編みです。
こういう毛糸は、裏編みのほうがポンポンがきれいに出るんですね。だからポンポンヤーンの部分は裏編みしています。
そしてコパンという毛糸、とても編みやすいのです!さくさく編めます。
身頃は裾から輪針を使って輪にヨーク手前まで編みました。
袖は輪針が大きくて使えなかったので、4本針で輪にヨーク手前までまで編みました。
身頃と袖のアームホールを引き抜きとじし、ヨーク部分で目を拾い、衿ぐりに向かって輪に編みました。
そして、パターンについて。
今回は身頃と袖のパターンから、丸ヨーク切替のパターンを引いて作ってみました。
原型をお持ちの方ならできます。
パターンの作り方はこんな感じ↓↓。丸ヨークってパターンにするとこういう感じだというのが伝わりますでしょうか。
こういうヨークのパターンは、ラグランスリーブの変型です。身頃のアームホールに袖山をくっつけてラグラン線を引きます。
ソーイング(布帛、カットソー)の型紙でも同じ引き方です。難しいパターンではありませんが、伸びない生地を使う場合は、肩周りのゆとりを多めに入れてください。
具体的に書くと、原型を使うなら胸や肩のダーツを多めにアームホールに逃がす、肩線を衿ぐり側動かさずに肩側だけ上げるなど。
ヨーク線は衿ぐりと平行に引きます(水色の線)。ニットで輪に編むので平行ですが、ソーイングの場合は平行にしなくても好きな部分で切り替えてかまいません。
身頃と袖の付く部分で、ぴったりと重なる部分であればどこでも、ヨークの線を入れることができます。
重ならない部分でもよいですが、そのときは身頃と袖の寸法が必ず合うように、そして線が角にならないよう注意してください。
このパターンを使えば、ラグランスリーブのセーターも作れます。
これを前後身頃、ヨーク、袖をバラバラにして、ゲージの方眼を乗せて編み図を作ります。
ヨークは、布帛(織物)の場合、肩線はぎにしてこのまま使えますが、ニットの場合は分散減目をします。
しかし、今回ゲージが合わなくて全体的に大きめに上がっています。ゲージを取ったのが何か月も前だったからかなあ…難しい。
でも結果的には、袖が長いところなんかが今っぽく上がっている気がします。
そして今回はじめて輪針、4本針を使ってセーターを編んでみました。
あとではぐところがとても少なくて楽なのですが、斜行するのがどうも気になります。よい方法があるのでしょうか。どなたか教えていただけるとうれしいです。
今回は本当にとても勉強になりました。丸ヨーク、とてもかわいいのでまた編みたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
女の子用のアシンメトリーなスヌード。マフラーより簡単!
女の子用のスヌードを編みました。
アシンメトリーなデザインがとってもおしゃれです(笑)。
実はマフラーを作っていたのですが、マフラーって簡単だけど、とにかく長く編まないといけない…時間がかかるのです。
お正月に会う姪っ子ちゃんに渡すのに間に合わないので、急遽スヌードに変更しました。
本来なら白い部分をもっと長く編み、もう片方にもファンシーヤーンの編地が付く予定でした。
もしかしたら重くなって首が締まってしまうかも…という心配をしていたのですが、それもスヌードにしたことで解決しました。よかった。
ただ、スヌードなのでサイズが合うかどうかが心配なのですが。
もしこれを見て実際に編まれる方がいらっしゃったら、お子さんのサイズを確認しながら作ってみてください。
本当に簡単で、編み図も作っていませんが、編み方を載せておきます。
よかったら作ってみてくださいね。
- 使用した糸
ストレートヤーン ダイヤタスマニアンベビー 約18g
ファンシーヤーン ???(品番等不明…) 約14g
- 使用した道具
4本棒針 9号、7号 とじ針
- 編み方
ファンシーヤーンで指でかける作り目を9号棒針で19目作ります。
裏目で14㎝、輪にぐるぐると編みます。
ストレートヤーン、7号棒針に変えて、ガーター編みを17㎝ぐるぐる輪に編みます。
最後は伏せ目します。
伏せ目した段とファンシーヤーンの1段めをはぎます。
図の部分をとじ針を使ってはぎます。
適当にはいで大丈夫。
適当に端と端に針をれて、糸を渡していきます。
糸を引くと、ファンシーヤーンのつぶつぶで隠れてしまいます。
できあがりです!
ファンシーヤーンは何年も前に買ったもので、品番、メーカーなど不明です。
違う糸で代用してください。
編み目を変えて編んでもかわいいものができると思います。
ただし、ファンシーヤーンは、裏目のほうがつぶつぶが出やすいです。また、こういうタイプのファンシーヤーンは重くなるので、大きめの針で荒く編むほうがよいです。
そして、白いほうの毛糸、タスマニアンベビーですが、とっても柔らかくて気持ちいい毛糸なのです。さすが赤ちゃん用。淡い、優しい色も多く、小さなお子さんに編むのにもってこいの糸です。
もちろん大人でも使えますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうごさいました。
DARUMAさんの玉巻器とリッチモアさんの毛糸を買いました。
玉巻器を買いました。
ずっと買いたかったのですが、とうとうポチッとしてしまいました。DARUMAさんのです。
もう少しお安いものもありましたが、この落ち着いたグレーにやられてしまいました。さすがです。
昔、母親が持っていたので、使い方は知っていました。
机にネジで取り付けてセット。ボビンを付けて糸案内(っていうのか分からないですが)を引っ張り出します。
糸を案内に通してボビンに引っかけてくるくる、巻き巻きします。
楽しい!
子どもにも手伝ってもらえます。
そして、もちろんめちゃくちゃ便利です!
そして…毛糸も買ってしまいました。
大阪ではとてもメジャーな手芸用品店、ABCクラフトで。
廃番の毛糸など安くなっていることはよくありますが、見つけてしまいました。
だって、値段見なくてもさわったらわかる、高いやつ。
リッチモアさんのヤクアルパカ。
安くなっていないと買えないような毛糸です。
毛糸をさわっているだけで幸せになる、ふわふわやわらかな糸。
欲しい色は8玉しかなくて、買い占めました。
なに作ろう?とても軽くてチクチクもしないので、肌に直接当たるような、マフラーやスヌードなんかかがよさそうです。
ブログを始めてから、編み物関連の買い物をたくさんするようになりました。
編み物の買い物は、編むのと同じくらい楽しいです。
毛糸なんてすぐに箱いっぱい溜まってしまいます。もっと編まないと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。